第12回いっせい配信
2020年3月20日(春分の日)に第12回目の創作同人電子書籍の「いっせい配信企画」=「創作同人2020年3月」が実施されます。この企画は配信する電子書籍ストアを問わず、作品を自主配信してる作家さんが配信日を揃えて、配信情報を互いに広め合うオンラインのイベントです。
配信日にあわせて現時点で19人の作家さんによる32作品の予約購入および購入用チェック(お気に入り指定)が可能です。
3月20日(春分の日)に実施の #創作同人電子書籍 の第12回いっせい配信企画「創作同人2020年3月」のエントリー作品リストに現時点で19名の作家さんによる32作品が掲載されています。どうぞ、ご確認下さい。https://t.co/IRN55k2o1U
— 創作同人電子書籍「いっせい配信」企画 (@KamiDensiDouji) 2020年3月16日
今回ははじめて「丸岡九蔵長屋」の丸岡九蔵さんに「いっせい配信」企画へのご参加をいただきました。隙間なく画面を覆い尽くす描画の漫画は要チェックです。
今週末3月20日(金・祝)開催の「創作同人2020年3月」いっせい配信企画に合わせて、電子書籍を2点販売しまーす。
— 丸岡九蔵 (@mmmaruoka) 2020年3月17日
短編集『酔酒場愚陀愚駄咄』
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「まるかふぇ電書」の新刊は6冊
私(なかせよしみ)と砂虫さんの本を配信している「まるかふぇ電書」は今回も6冊の本を配信します。
「ねこと暮らすにんげん」は猫を飼っている人の多くが思い当たるエピソード満載、飼ったことがない人も飼った気分がわかる一冊です。「竜飼い」は春香と公平のハードな子供時代のエピソード紹介から目を離せない展開へ。
「夢見が丘のりる」第2巻の「明日菜の頭上のワルキューレ」は本文をカラー化、「怪盗ボニー」第2巻の「ボニーin the Sky」は加筆で、紙書籍で入手した読者さんも一味違う作品をお楽しみいただけます。
配信ストアについて
「まるかふぇ電書」の配信ストアは今回も前回に比べて2ストア追加され(「デジケット」「とらのあな」)、全部で11ストアです。
「とらのあな」は作品を購入してもオンラインを保った状態でしか読めないという仕様で、果たしてこれを「電子書籍」と呼んでいいものかどうか悩みました。ただ、同人誌販売に関しては誰でも知るストアであり、自主制作とは親和性が高い配信先なので活用することにしました。
3月20日の時点では「デジケット」「とらのあな」に、これまで私(なかせよしみ)が電子書籍配信してきた全作品、及び砂虫さんの「竜飼い」シリーズが揃っています。そして、その後は4月の中ごろまでに砂虫さんの電子書籍配信作品も全て登録される予定です。
異変に強いオンラインイベント
今回の「いっせい配信企画」の開催について特筆すべきと思うのは現在の社会情勢。
1月の後半から世界的な感染拡大の兆候を見せていた新型コロナウイルス(cordiv−19)が2月には日本にも上陸、3月より小中高が休校となり、大人数を集めるイベントの自粛要請が出されました。同人イベントも2月〜3月にかけてが中止や延期がが相次ぎ、5月に開催予定のコミケを含めて今後のイベントの開催が不透明となっています。
ただでさえオリンピック前にイベント主催側の会場確保が難しい中で、自主制作の作家さんは活動が難しい状況になっています。
ただ、そんな中で「いっせい配信」の企画は呆れるほど通常通りです。いつものように参加作家数がわずか二桁の小規模な「イベント」ですが、なんら問題なく通常営業で今回も多彩な作品が集まりました。
電子書籍自主配信のいい点
— なかせよしみ @3/20(春分の日) 電子書籍の第12回いっせい配信「創作同人2020年3月」参加 (@yosimin) 2020年3月18日
・大人数が集まる会場に行かなくても本を売れる
・大人数が集まる会場に行かなくても本が買える
・発売イベントが延期や中止にならない
そんなわけで、いまからでも「飛び入りOK」な #創作同人電子書籍 の発売イベントが明後日開催です。 https://t.co/p6IoDbZB0D
「社会状況」や「イベント当日の天候」「会場の状態」また「参加作家の当日の体調」などに左右されず開催&参加できる「オンラインのイベント」がより多くの方々につたわればと思う次第です。