企画サイトの改変
11月3日に実施されました創作同人電子書籍の第1回「いっせい配信」企画(創作同人2016年11月)より、はや3週間がたちました。配信された書籍は販売数がまだ持続している様子です。その間に「次の展開」をというわけではないですが、実はここ数日で企画サイトの方に大きな改変を加えましたのでご紹介します。
具体的な改変内容は以下3つのページの新設です。
『作品レビュー』のページ
<<拡散希望>>
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月23日
貴方がオススメの「電子書籍化されている創作同人誌」を教えて下さい。
当企画のサイトに作品情報と紹介文(レビュー)の集積ページを作成しました。多くの方にお読みいただきたい作品の情報をお寄せ下さい。https://t.co/giiUo6Cdbw#創作同人電子書籍 pic.twitter.com/GjJb0F2lDQ
『電子化リクエスト』のページ
<<緩募>>
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月20日
創作同人誌で貴方がご存知の「バックナンバーを入手できなくなったけど好きな作品」を教えて下さい。電子書籍化されれば「読み返したい」「他人にもお勧めしたい」名作に心当たりは?
教えていただければ当企画よりその作家さんに電子書籍化をお願いしてみます。#創作同人電子書籍
当企画のサイトに「電子化リクエスト」のツイートを掲載するページを作成しました。さらにリクエストをお寄せください。また賛同されるリクエストのツイートに「いいね」をつけて下さい。https://t.co/eVtpQH0xBy #創作同人電子書籍 pic.twitter.com/X1e2ShJDjS
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月23日
『連絡先』のページ
企画はこれからいろいろな方からの情報をお寄せ願う形になると思ったので企画サイトに「連絡先」のページを作成しました。どうぞ、ご活用ください。https://t.co/85eHvLzjzg pic.twitter.com/Nr7SQQEJoV
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月21日
企画側ではこれらのページを拠点に「創作同人電子書籍」のレビュー情報の集積企画と、読者が希望する作品の電子書籍化の推奨企画の拠点を立ち上げ、いっせい配信企画の実施と合わせて3本の柱にしたいと考えています。
これらの新しい企画にもぜひ、ご注視ご参加いただきたく思います。どうぞ、よろしくお願いします。
「いっせい配信」企画についてちょっと補足
最後に上記の話とはあまり関連がありませんが、「いっせい配信」企画の意図について、最近ツイッターの方でちょっとまとまった話を書かせていただきました。企画に参加されるのに必要な話というわけではありませんが、興味がある方は一読願えればと思い、以下に貼らせていただきます。
ちょっと、企画意図についてのお話。
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月21日
実は企画を主催している本人は「いずれ」は創作同人が電子書籍の上で売買されることが当たり前な世の中になることについて何の疑念も抱いていません。ただ…
商業雑誌がこの先立ち行きにくくなりそうなこと、同人誌即売会がこれから少し「会場確保の問題」で難しい時期を迎えそうなことで、創作同人の電子書籍市場の整備は急速に進めた方がいいと思い、いまが力を注ぐべき時期と考えています。そして、そのために…
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月21日
まず必要なこととして
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月21日
1)電子書籍化についての知識を創作同人作家の間に広めること
2)配信の際に必要な作家の広報活動を効率化すること
以上2点を企画の目的としてかかげています。
ただ、実を言うともう一つ3つめの目的として…
当企画には
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月21日
3)なるべく多くの電子書籍ストアに目を向けてもらう
という第3の目的があります。いうなら「配信先の多様性の確保」です。
実は、創作同人の電子書籍市場を自然な成り行きで成長させた場合、配信先のストアは一箇所に固まってしまいます。しかし…
そのストアが市場を独占する形を作ってしまうと、そのストアの動向に作家が追従する形になります。ストアはあくまで利潤を追求する企業なので、個々人の作家の立場を第一には考えてくれません。出版社の動向やイベントの会場問題から逃れた作家が今度はストアに縛られる形になってしまいます。そこで…
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月21日
ひとつのストアが使いづらくなった場合に、別のストアに乗り換えることも可能な状況を育てておく必要があります。作家側が複数のストアを選択したり、併用したりすることができれば、1つのストアによる完全な独占市場は生まれません。そのような選択性の確保もこの企画は目指すべきと考えています。
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月21日
そんなわけで、企画は今後もいろいろなストアに目を向けた展開を続けたと思います。企画に参加する皆様も、電子書籍を読まれる皆様も、よろしければいろいろなストアに目を向けてみて下さい。
— 「創作同人電子書籍」 いっせい配信企画 (@KamiDensiDouji) 2016年11月21日
連投書き込みをお読みいただき、ありがとうございます。