なかせっとHatena

漫画家「なかせよしみ」がちょっとまとまった文章を公開するためのブログ

Tech-matesシリーズもKindle化

昨年2014年の夏にiBooksKobo、Pubooでの配本を開始していた、私の描くロボットの短編マンガシリーズの本「Tech−mates」シリーズを昨日Kindleでも配本を開始しましは。

Tech-mates Horizon

Tech-mates_Horizon 

「人とメカのなつかしい未来」を描くTech-matesシリーズ4編収録
「The Assistant」
「The Vender」
「The Editor」
「The Hospital」
2013年発行の自費出版誌を電子書籍

内容:26p
価格:100円
容量:6.6MB

http://www.amazon.co.jp/dp/B00IERANL2/
ibooks
Kobo
http://p.booklog.jp/book/87826

Tech-mates Panorama

Tech-mates_Panorama 

人とメカのなつかしい未来」を描くTech-matesシリーズ3編収録
「Walker」
「Swing」
「The Crew」
2011年発行の自費出版誌を電子書籍

内容:18p
価格:100円
容量:5.2MB 
 
http://www.amazon.co.jp/dp/B00IERANL2/
ibooks
Kobo
http://p.booklog.jp/book/87825

Tech-mates Flowers

 Tech-mates_Flowers 

「人とメカのなつかしい未来」を描くTech-matesシリーズ4編収録
「Technology&Training」
「Hero参上」
「The Porter」
「Selection」

2010年発行の自費出版誌を電子書籍

内容:18p
価格:100円
容量:5.5MB
 
http://www.amazon.co.jp/dp/B00IERANL2/
iBooks
Kobo
http://p.booklog.jp/book/87824

Kindleでの配本を見合わせていたのは例の2014年3月から始まった3MB以上のデータを199円以下では販売できない仕様のためでしたが、その仕様も今年2015年1月から改まり、どんな本でも99円までの価格で売れる形(ただし、ロイヤリティは35%)にもどりました。

そこで、このTech−matesシリーズはどのタイミングでKindle配本を開始するかちょっと考えていたのですが、配本しようと思えば必要なデータはいつでも手元にあり、特段大きな配本開始すべき機会が近々生じる気配というのもなさそうだったので、ちょっと手が空いた昨日の午後に登録の手続きをとりました。

 

すると、どうでしょう。私がはじめた当初のKindle Direct Publishingは、データ登録から販売開始まで丸1日はかかり、配本開始時は全てのデバイスでの受信可能状態になるのにまた半日は待たされ、さらには日曜はKindle側の業務休止で週明けを待たないといけなかったと記憶しているのですが、 昨日は日曜にもかかわらずデータ登録をした後3時間で全ての本が全デバイスにて購入可能になっていました。

どうやら、Kindleが変わったのは値段制限の緩和だけではないようです。より、利用しやすいシステムに変わったことで、これからは更に多くの作家さんたちがKindleを自由な作品発表の場として利用されればいいなと思う次第です。

ともあれ、これで私が取り扱っている電子書籍は全て、KindleiBooksKobo、Pubooで購入できる形に足並みが揃って、私も人心地ついて状態ですが、 さて、次は電子書籍で何をしようか。

 

閑話休題

ちょっと前にKindleについてiOS用のKindleアプリがepubデータの「目次」表示に対応したというニュースが流れてきていました。

その際にその新しいiOSアプリで私が過去に登録してた書籍を確認したら、ちゃんと目次が表示されるのを確認できました。

私はKindleに登録している書籍データはiBooksKoboにも使えるよう、自作したEPUBでしたが、私自身が思った以上にしっかりできた書式だったようです。

漫画用のこのEPUB書式は自由に使えるようにしてますので、興味のある方はどうぞお使いください。

  ↓

http://www.epubmc.info/epub4manga

 

 

Kindle漫画本100円売り可能設定が再開!

今年の1月に私が漫画原稿で修羅場ってる頃にamazonからメールが届きました。

 

前にこちらのBlogで2014年3月からKindle「3MB以上のデータは最低価格は200円(199円)」というシステムに変更されたと書きましたが、その変更が解除され再び「最低価格99円」が設定可能なシステムに復帰した、というお知らせでした。

 

200ページ前後の漫画本が500円くらいの時代に、私が紙媒体で発行する本はせいぜい40ページ前後。イベントでの販売で買いに来る読者さんはこれを200〜400円でこの本を買っていって下さるけど、同人誌イベントに縁のない読者層はこの値段設定に理解は得られない。だから昨年100円販売が封じられたのはちょっと痛かったのですが、

 

どうやらKindle側も100円販売ができる方が日本では漫画市場が賑わうと判断した様子。ロイヤリティは35%になるけど、最低金額が99円に表記が変わるようになりました。しかも、笑ってしまうのは、他の国での設定は未だに最低金額2ドル止まりなのに、日本だけが99円に引き下げられている特異点になってるんですよね(^^;)。

 

そんなわけで、昨年、iBooksKoboでは100円販売をはじめていたところ、Kindleでは見送っていた「漫画の先生 ep.1〜2」の販売を昨日はじめました。

 

漫画の先生ep1.

漫画の先生
ep1.

(2014/7/7発行)
「〆切は明後日の午後5時…。できね〜よ〜」
県立高校の「漫画表現」授業の非常勤講師でもある新人漫画家「響美晴」
彼女は今日も原稿と教職の間を駆け巡り、奮闘する。

2013年12月に自費出版誌を発行のシリーズ再始動(リブート)第一話。
「ひびきみはるの漫画講座」第1講(「起承転結」と物語演出)も収録。
内容:41p
価格:100円

容量:11.2MB 
http://www.amazon.co.jp/dp/B00IERANL2/

https://itunes.apple.com/jp/book/id896510290
Kobo
http://p.booklog.jp/book/87823
チケット販売 

 

漫画の先生ep2.

漫画の先生
ep2.

(2014/9/22発行)
「本の絵をかく人になりたかった…が 絵心が致命的になかった」
「漫画表現」授業を受講する生徒「新城ひなた」
 自分の絵力(えぢから)の無さをなんとかしたい彼女だったが… 

2013年5月に自費出版誌を発行のシリーズ再始動(リブート)第二話。 
「ひびきみはるの漫画講座」第2講(「成長譚」と思考シフト)も収録。
内容:41p
価格:100円

容量:11.1MB 
http://www.amazon.co.jp/dp/B00IERANL2/

iBooks
Kobo
Puboo
チケット販売

 

これを機に私は他にもTech-matesシリーズや、まだ電子書籍化していない過去の本なども順次Kindleにリリースしていこうと思っています。また、創作同人誌の活動をされている他の作家さんもこれを機に電子書籍に乗り出して、Kindleをにぎわせてもらえたら、と願っています。

4タイトル電子書籍化 ただしKindle以外で

2014年7月7日に新たに4タイトルを電子書籍化しました。

Tech-mates Horizon

Tech-mates_Horizon 

「人とメカのなつかしい未来」を描くTech-matesシリーズ4編収録
「The Assistant」
「The Vender」
「The Editor」
「The Hospital」
2013年発行の自費出版誌を電子書籍

内容:18p
価格:100円
容量:6.6MB
ibooks
Kobo
http://p.booklog.jp/book/87826
 

Tech-mates Panorama

Tech-mates_Panorama 

人とメカのなつかしい未来」を描くTech-matesシリーズ3編収録
「Walker」
「Swing」
「The Crew」
2011年発行の自費出版誌を電子書籍

内容:18p
価格:100円
容量:5.2MB 
ibooks
Kobo
http://p.booklog.jp/book/87825

Tech-mates Flowers

 Tech-mates_Flowers 

「人とメカのなつかしい未来」を描くTech-matesシリーズ4編収録
「Technology&Training」
「Hero参上」
「The Porter」
「Selection」

2010年発行の自費出版誌を電子書籍

内容:18p
価格:100円
容量:5.5MB 
iBooks
Kobo
http://p.booklog.jp/book/87824

漫画の先生ep1. 

漫画の先生ep1.

〆切は明後日の午後5時…。できね〜よ〜」
県立高校の「漫画表現」授業の非常勤講師「響美晴」は

同時に新人漫画家「ひびきみはる」でもあった。

彼女は今日も原稿と教職の間を駆け巡り、奮闘する。


2013年12月に自費出版誌を発行のシリーズ再始動(リブート)第一話。

「ひびきみはるの漫画講座;第1講「起承転結」と物語演出」も収録。

 

内容:41p
価格:100円
容量:11.2MB 

 

 しかし、以上のように今回のリリースはPuboo、KoboiBooksだけとなっています。

 

今回Kindleでのリリースを見送ったのには理由があります。

実はこれらの漫画はいずれ総集本を出す予定を考えているものの、取り急ぎ電子書籍でも購読可能にすべき状況になったものです。そのため自費出版で完売した本をそのままの形で電子書籍化しました。

 

総集本は電子書籍で200〜300円くらいで販売する予定なので、その前のこれらの暫定電子書籍を100円より高い値で売るのはどうかと思いました。しかし、以前こちらでも書きましたように、現在Kindleで個人が出版するためのシステムKDPでは新たに200円未満の電子書籍は出せない仕組みになっています。(一応、他のストアでの値段と揃えてくれるというルールもあるようなのですが、その申請のしかたがよく分かりません。)

 

そんなわけで、今回はKindle抜きの電子書籍リリースとなりました。Kindleで読まれたい方には申し訳ありませんが、いずれ出す予定の総集本がまとまるまで、しばらくお待ち下さい。

(現段階でもPubooの電書データをKindle端末に送るシステムもあるようですが、私自身使ったことがなく、ちゃんと読める仕様になっているかどうか知りませんので、あまりオススメしません)

 

 
 
 

 

「漫画の先生~2010」のKindle外リリースとKindleの変化

2014年2月12日にAmazonKindleにて公開しました「漫画の先生〜2010」は3ヵ月の「Kindleセレクト」(Kindle専売とすることで「キャンペーン期間」等の機能を使える特典制度)の期間を終えたので、iBooksKobo、Pubooでも公開しました。

 

漫画の先生

 ~2010

漫画の先生

(2014/2/12発行)
「この授業では漫画を教えます」。

高校で「漫画表現」を教える非常勤講師の「響美晴」。

彼女はまた駆け出しの新人漫画家「ひびきみはる」でもあった 。

教職と漫画活動の間を駆け巡る生活を描くコメディ漫画シリーズ。

2005年~2010年に自費出版で発行の読切3作品を総集。

 
内容
71p
 
価格
150円
 
容量  
19.6MB 

http://www.amazon.co.jp/dp/B00IERANL2/

https://itunes.apple.com/jp/book/man-huano-xian-sheng-2010/id880864703?mt=11

http://rakuten.kobobooks.com/ebook/漫画の先生-2010/book-I2lYppD9cE6-BR4zvmNstg/page1.html

http://p.booklog.jp/book/86261

 
 
実は5月5日のComitia108で出しました、新シリーズ「漫画の先生ep2.」の中では
「5月中旬にKindle以外でもリリース」と書いていたのですが、「下旬」までズレ込んでしまってました。
お待ち頂いた方々には申し訳ありません。
 
漫画の先生 ep2. ←ちなみに、この新シリーズ「漫画の先生ep2.」の紙版冊子は
 各地で開催のコミティア、そうさく畑等々のイベント販売以外に
 現在、Comic-Zinにて通販も行っています。
 
 ご興味のある方はそちらでお求め下さい。
 
 
 
 
ところで、
今回の「漫画の先生〜2010」をKindleに登録してからセレクト期間が終わるまでの3ヵ月間に
Kindle内ではいくつかの変化が起きました。
 
一つ目は、それまでKindleではどんな本も最低価格は99円まで設定できたところ、
3月の時点で「3MB以上のデータは最低価格は200円」となったことでした。
実のところ、この「3MB以上は200円以上で売ること」ルールは以前からあったのですが、
システム不備をついた裏技で99円まで設定できたものがシステムの穴がふさがれてしまった、
という次第でした。
 
私の場合、実はこの裏技を使って多くの本を100円に設定していました。
今のところ、過去に設定した価格を強制変更する処置などは採られていませんので
そのまま200円以下の値段設定だった本は放置していますが、いずれ、そういう処置が採られる
可能性もありますので、私の本を安いうちにKindleで入手されたい方は、お早いうちにどうぞ。
 
一方でKindle以外のiBooksKobo等は「最低価格」のルールは特にないので以降もひきつづき
100円や150円という値段は維持されると思います。
 
…そもそも、Kindleが何故「最低価格」を決めているのかがちょっと謎です。
Amazon側は「本のデータを送信する携帯回線の通信費を負担しているからその回収のため」
としているのですが、3MB以上のデータは携帯回線での転送は不可でネット回線でのみ
ダウンロードできる制限を加えてますし。
 
100円で販売する電子書籍を中心に展開することを考えていた私としてはちょっと痛い変革でした。
既に出している本のボリュームと価格のバランスにはむしろ好評を得ていたようなので、
これを値上げするかどうかは思案のしどころ。あるいは100円本をKindleを除いて販売するか、
Kindleのみ3MB以下に収まる低解像度にするか。…おいおい考えて行こうと思っています。
 
 二つ目の変革は、実は先週Kindleからメールが届いたばかりの話ですが、
実はそれまでKDPで登録できるの電子書籍全体のデータサイズの上限が50MBだったものが
一気に10倍の650MBになったことでした。これまで、商業単行本で50MBを越えるデータはあったものの、KDPでは登録できないサイズでした。
 
実は私自身も「なかせっとライブラリ」を登録する際は、50MB以下に抑えるために四苦八苦したのですが、
そういった苦労は当面考えなくていいワケです。
 
ただ、一方でこの50MB制限はiBooksKoboやPubooには残ってるんじゃなかったかな?
制限が緩和されること自体は喜ばしいのですが、
他の電子書籍と足並みを揃えての展開を考えるとなかなか悩ましい話でもあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「漫画の先生 」の前シリーズを電子書籍化しました

2005年と2006年に私、なかせよしみが創作同人誌で発表した「漫画の先生」シリーズ

…この読み切り2話は一時期pixivでも閲覧できるようにしていましたが、

先日、2010年に同人発表の番外編を含めた総集編「漫画の先生 〜2010」として

電子書籍版をリリースしました。

 

まずはKindleに登録で、しばらくここの専売ですが

Kindle専売の場合に使える5日間の無料キャンペーンを一気に使ったので

2月14日午後5時頃〜19日午後5時頃の間は無料で入手できます。

以降の定価は150円です。

漫画の先生 〜2010

漫画の先生 〜2010

 

 Kindle専用端末を持っていない方でも、iOS機器(iPhone,iPad,iPod touch)や

アンドロイド機器で無料の「Kindleアプリ」使って読めます。

 

ちなみに、この時期に電子書籍化に踏み切った理由は二つほどあります。一つは昨年末2013年の冬のコミケにこの「漫画の先生」シリーズをリブート(再始動)再開させたこと。

「漫画の先生ep1.」/「なかせよしみ」の漫画 [pixiv]

 新たに第一話から書直している理由はいろいろあるのですが、一番大きい理由は主人公「響美晴」のファッション。実は2005年頃は私はまだ結婚前で、女性の服装へのこだわりについてあまり分かっていませんでした。そこで、当時のセンスで描きやすい服装と髪型でキャラ設定をしたのですが、結婚後、嫁さんの買い物などにつきあっていると、年を経るごとに「このファッションはないわ〜」と思えてきたのでした。

そんな中で、このシリーズの続投のリクエストは即売会に寄せられ、同時に自分としてもこの設定で書きたい内容が増えて来たため、再開する際に思い切ってキャラを作り直して描くことにしたのでした。新キャラのデザインは嫁さんにお願いしましたところ、前デザインのイメージを継承した新「響美晴」ができました。

そして、この新シリーズの発表を契機に、前シリーズを総括しておこうと思い立ち、新シリーズの冊子には電子化の前予告も書いておきました。ただ、年末から2月のコミティアまでは忙しいのは分かっていたので電子化発表の具体的時期は不定としていました。

 

そんなわけで2月のコミティアが終了後にいそいそと電子書籍化の作業をはじめたのですが、困ったことにこの作業には〆切がない。表紙画像を描いていても際限がない。いつまでに仕上げるべきという目処がないので、延々とこちゃこちゃ塗り込み続けていました。

そんな中で、発見した〆切目標が実はこちらでした。

          ↓

「あなたが書店員だったら売りたいKDP本はどれですか?」KDP作品一斉無料キャンペーンの発展形「2月のきんどう賞」を2月14〜16日で実施します #きんどう賞

 昨年、私がKindle電子書籍を本格的に出し始めた頃からちょくちょくお世話になっていたKindleコンテンツ紹介サイトの「きんどるどうでしょう」さんの主催で「一斉に無料キャンペーンを行ってエントリーするコンテスト」みたいな新企画。

 

もとより、私も電子書籍を出す際にはまずはKindle専売にして、その際使える5日間の無料キャンペーン制度を真っ先に全部使い切るのが「電子書籍販売には効果的」という考えでした。その期間をこの企画にあてれば更に効果的だと思い、これをこの時期に電子書籍化に踏み切るための第2の理由としました。

 

そんなわけで、この「漫画の先生 〜2010」は「きんどう賞」のエントリー作品ともなります。興味のある方は、是非そちら方面も見てみて下さい。

はてなBlogをはじめる

「Hatena」に書かれている自分の紹介記述の一部が気になってた。

 

どうも、私についてにの記述は粟岳高弘 さんがずっと世話を見て下さってるようだが、忙しい粟岳さんにお世話になりっぱなしというのも悪いと思い、はてなのIDをようやく取得。

 

ID取得してすぐに自分の記述をいじろうとしたら、「しばらくHatenaで活動してHatena市民にならないとダメ」と判明。…うわ、面倒くさ(^^;)。

そんなわけで、はてな日記を書き始めました。

 

Blogは既に自分の活動内容を広報するための「なかせっとActivities」ともっぱら毎日の献立画像を整理するための「なかせっとPICTs」がありますが、

まあ、そういえば最近、何か文章を書きたくてもtwitterには長すぎる、FacebookMixiも一部の付き合いに特化させているのでそぐわない、等々で持って行く場所がない文章ってのも結構ありました。

そんなわけで、そういう文章をここらで書こうかと考えます。

よしなに