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漫画家「なかせよしみ」がちょっとまとまった文章を公開するためのブログ

第9回いっせい配信企画「創作同人2019年3月」

9回目が開催

すっかり電子書籍の配信告知の専用ブログと化してますが、3月21日(春分の日)に創作同人電子書籍の第9回いっせい配信企画「創作同人2019年3月」が実施されます。

この「いっせい企画」はオリジナル作品を出版社を通さず作家さん自身が主体的に電子書籍を配信する際に必要な広報活動を企画参加作家が全員を補助しあい、拡散力を高める目的で考えられました。  

電子書籍をどのストアに配信するかは各々の作家さんの自由で、今回も多くの作家さんがBOOK☆WALKERAmazon Kindle楽天KoboApple iBooksDlsiteメロンブックスPixiv BOOTHぱぶー、その他の電子書籍ストアにてこの日前後に発売されます。 

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第8回につづき今回の第9回も上記の「看板娘(BWちゃん)」のイラストでチラシをカラー印刷し、東京コミティア、北海道コミティアコミケ、MGM2.0、関西コミティアのチラシ置き場などに置かせていただきました。

現時点では23人の作家さんによる40作品が企画あわせで配信手続きがされ、現時点で予約購入が可能です。 

 「まるかふぇ電書」の本

 当方の「まるかふぇ電書」からは以下の6冊の本が「創作同人2019年3月」にエントリーで3月21日に配信されます。

著者
砂虫 隼
 
発行年月日
電書:2019年3月21日
紙書:2019年2月17日
 
内容:25P
価格:100円
容量:6.4MB


「先生 ライターってどうやって使うんですかー?」 

生活の中に火があった。しかし、時代は変わった。燃える炎を目にすることは少なくなった。 作者の火にまつわる思い出と火への想いを綴るテーマ・エッセイ漫画。 2019年2月のCOMITIA127にて「乱痴気事虫所」より発行の自主出版誌。

創作同人電子書籍の第9回いっせい配信「創作同人2019年3月」参加作品。

著者
砂虫 隼
 
発行年月日
電書:2019年3月21日
紙書:2018年11月25日
 
内容:25P
価格:100円
容量:6.1MB

 
「うちらさーここに来てから野菜喰ってないよね」 

かばんにお米と缶詰めつめこんで2泊3日の合宿にでかけた。しかし、迷い込んだのは食の迷路だった。 旅を通して知る日常の食事、旅によって出会えた新しい食材。「旅」と「食事」の交わりを描く食エッセイ漫画。 2018年11月のCOMITIA126にて「乱痴気事虫所」より発行の自主出版誌。

 創作同人電子書籍の第9回いっせい配信「創作同人2019年3月」参加作品。

著者
砂虫 隼
 
発行年月日
電書:2019年3月21日
紙書:2003年1月19日
 
内容:25P
価格:100円
容量:6.7MB

 
「引力の卵がある限り僕は生かされる命に囚われる 」 

MC(ムーンチャイルド)である自分は侏儒と同じくに造りものの命だと明かす宗一郎。公平は満月村で自分が何をなすべきか気づく。そして春華は雷太に自分と宗一郎の出会いを語る。 異形の人々や魔法が入り混じった日常空間で展開する長編ファンタジーの第12話。 2003年1月のそうさく畑53にて「乱痴気事虫所」より発行の自主出版誌。

 創作同人電子書籍の第9回いっせい配信「創作同人2019年3月」参加作品。

著者
 
発行年月日
電書:2019年3月21日
紙書:2019年2月17日
 
内容:23P
価格:100円
容量:8.4MB


「えっと…ちょっと待ってください、エリカさん」 

科学部のエリカさんの発明品はいつも唐突だ。 後輩部員のトウタ君とキヨミ君は必ずそれに巻き込まれる。 高校の科学部で繰り広げられる短編ドタバタSFコメディ集。 「いちご白書」「ハナミズ・ダイエット」の2編を収録。 2019年2月のCOMITIA127にて発行の自主出版誌。

 創作同人電子書籍の第9回いっせい配信「創作同人2019年3月」参加作品

著者
 
発行年月日
電書:2019年3月21日
紙書:2018年12月31日
 
内容:32P
価格:100円
容量:8.0MB


「そろそろ次回のコミトピアのサークルカットを描かないと…」 

美晴の隣に住む「向河原くん」は会社勤めの傍で漫画を描く人だった。 彼の1日は起き抜けのネーム作業ではじまる。 高校で漫画を教える非常勤講師「響美晴」の日常を描くシリーズ第7話。 2018年12月のコミケにて発行の自主出版誌。

創作同人電子書籍の第9回いっせい配信「創作同人2019年3月」参加作品

著者
 
発行年月日
電書:2019年3月21日
紙書:2014年2月2日
 
内容:16P
価格:100円
容量:4.9MB


「うちの会社には『怪獣の課長さん』がいる…というか僕の上司だ」 

入船君の勤める会社の上司は着ぐるみ怪獣を着込んだ呉本課長だ。 課長がその着ぐるみに遭遇した時も入船君は居合わせていた。 会社を舞台に繰り広げられる怪獣奇譚。 2014年2月のCOMITIA107にて「まるちぷるCAFE」発行の自主出版誌。

創作同人電子書籍の第9回いっせい配信「創作同人2019年3月」参加作品。

 
最近の電子書籍「自主配信」事情

 さて、前回の第8回が実施されて2018年11月から4ヶ月の間に電子書籍の自主配信の世界ではいくつか特筆すべき動きが見られました。

 「インディーズ無料マンガ」の分担金延長

まずは、昨年の7月に開始以来、注目を集めていたAmazonKindleの「インディーズ無料マンガ」ですが、当初は「配信登録をした作家に12月まで2000万円を分配」と謳っていたものの、2019年になっても閲覧数に応じての分配金が継続されました。

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この漫画は私が1月のはじめに書いたものですが、2月の中旬に2019年の1〜12月にかけて5000万円の分配をamazonはアナウンスしています。一度「無料マンガ」に投じた作品はその後、有料化はできませんがそれでも投じてみていいと思う作品がある方は今年一杯は試してみてもいいかもしれません。

配信エイジェントの利用が拡大

出版社を通さずの電子書籍配信を行っている作家さんの中でここ最近、にわかに「配信エイジェント」を利用する作家さんたちの存在が大きくなってきました。 配信エイジェントについて私は以前↓こういうマンガを書いて紹介しましたが、 審査や委託料はなしにマージン取得のみで3桁ものストアへの配信を仲介する業者が現れています。 

2017年12月2

ただ、このような業者を利用する際にはメリットとデメリットの双方があり、ちゃんと電子書籍の配信や、業者の業態を理解をしないでの利用は気をつけた方がいいように思います。詳しい話については私もまた機会があればまたマンガなどにまとめたいところです。

 BWがEPUB作成ツールを公開

1月15日にBOOK☆WALKER電子コミック作成ツール」というものを公開しました。BWの「著者センター」(KindleでいうところのKDP)にID登録しないと利用できませんが、漫画本などのepubデータを作成するのがとても簡単で便利なシステムです。

2月のコミティアに先立ち私はこのツールの広報漫画を描いたところ、BWもこれを印刷したチラシをコミティアで配布して下さいました。

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個人的には「理論目次が作れない」という機能上の不満はありますが、昨年「マグネットVC」が使えなくなって以降は一番ユーザーフレンドリーなシステムがBWの個人配信サービスの直営で作られたので、電子書籍の自主配信に乗り出したい作家のとってはかなりハードルが下がりました。

もし、この活用が盛んになればBW側も「理論目次」の装備や扱えるファイル数の増加なども考慮してくれるかもしれないので、ぜひともこれの利用を広めたい次第です。

Kindle「インディーズ無料マンガ」を始める前に…

以前より私が執筆している「創作同人電子書籍のススメ」シリーズの新刊が出ます。

今回の本は今年の7月よりアマゾンJAPANが始めたKindle「インディーズ無料マンガ」という新サービスに関する話。特にこれからこのサービスに「作品を登録してみよう」と思ってる作家さんは読んだ方がいい内容になっています。

電子書籍は11月22日に全頁フルカラーで5つの電子書籍ストアより配信(100円)

紙書籍は11月25日に表紙2色刷本文モノクロでCOMITIA126より販売(200円)

 内容は私自身がKindle「インディーズ無料マンガ」に作品を登録した手応えと2012年からKindleで自主出版の本を配信し続けているなかでの見聞をもとに、新たに「インディーズ無料マンガ」に乗り出してみようと思っている作家さんが「注意しなければいけないこと」「知っておいた方がいいこと」「その結果として期待できることと期待できないこと」をまとめた話です。

 アマゾンJapanは現在、作家さんに対して「インディーズ無料マンガ」の活用を猛烈にプッシュしています。

 11月25日のComitia126でも今年の2月以来となる企業スペースを出して企画の紹介を展開する模様。これを機会に「電子書籍配信」に乗り出す作家さんが増えることは私自身も好ましい状況と考えています。ただ、Kindleというストアはちょっと「くせもの」ですので、用心に越したことはありません。ぜひ、本書をご一読願いたい次第です。

今回の本に収録の主だった内容は私がtwitter不定期連載しているシリーズの今年10月以降に公開の漫画で、今現在もtwitterでその内容を読むことができます。

ただ、電子書籍か紙書籍を購入すれば、通信環境や残りギガを気にせずオフラインでじっくり読めますので、お好きなストアで是非ご購入下さい。

 

で…、ここからはこの本を出すにあたっての四方山話。

いっせい配信をのがしてしまった

実はこの本は当初、今月初め11月3日の「創作同人電子書籍『第8回いっせい配信』」に合わせて出す予定でしたが、間に合いませんでした。となれば、来年の3月21日の第9回に出そうかとも考えたのですが、いまのこの時期に読めば役に立ちそうな人が多かろうと思い、11月のコミティアで紙版を出すのと同時の電子書籍配信とした次第でした。

あわてずゆっくり描きました

コミティアで新刊を出す際はいつもイベント前に根を詰めてあたふたと原稿を仕上げるのが私のパターンでしたが、今回の漫画は「6ページ以下の短編を出来次第ツイッターに掲載」という形で10月はじめより作成していたので、珍しく睡眠不足も日常生活への圧迫もなく、心身ともに優しい状態での前割り入稿ができました。

ただ、実は「今回は情報がメインの漫画」だからと「絵の表現」の方はちょっと手を抜いて描いていたら、終盤になって全体を見渡すと「うわぁ!手直ししたい!!」と思う絵柄の展覧会みたいになっていました。漫画を描く際の力の入れかたと仕上がりの満足度のバランスはまだまだ自分にとっては課題で、今回の反省は今後の制作に込めていこうと思います。

Kindle配信のハードル

電子書籍配信について、今回懸念していたのはKindleの審査でした。本のタイトルに「Kindle」と入れると審査が通りにくくなる、という話を以前目にしていたのでサブタイトルにも入れない形にしました。それでも、本の内容が一部Kindle批判だったり、あきらかにamazonが意図するものとは違った指南もあるでの、ひやひやものでしたが、

印刷用の入稿を済ませた直後にKDPにて大急ぎで電子書籍の配信の手続きをとったら、あっさり配信が承認されたので一安心でした。

これを「無料マンガ」にしてないのは

実はこの本自体を「インディーズ無料マンガ」に登録することも考えたのですが、残念なことに「無料マンガ」の登録の規定に「ひとつのシリーズに有料と無料を混ぜてはいけない。有料配信した本を『無料マンガ』に移してはならない」というものがありました。シリーズの連続性をとるか無料登録をとるかの選択をせまられて、シリーズの方を選んだ次第です。

公式はどう来るか

25日のComitia126では、もしかするとAmazonが「無料マンガ」を広報するチラシを用意して配布してくるかもしれず、そうなれば今回のうちの本は同じテーマでバッティングするなぁ…、などと想像しています。ただ、そうなれば同じテーマを公式実ユーザーの双方の視点からプレゼンする形になるので、それはそれでどうなるか見ものです。

なにせアップツーデートなテーマを扱った今回の本なので、いろいろどう反応がかえってくるかワクワクしている次第です。

 

 

 

第8回いっせい配信企画「創作同人2018年11月」

8回目の開催

11月3日(文化の日)に第8回目の創作同人電子書籍の「いっせい配信」企画「創作同人2018年11月」が実施されます。BOOK☆WALKER 、Amazon Kindle、Pixiv BOOTH、その他の電子書籍ストアにてこの日の前後に作家が自ら配信する電子書籍が数多く発売されます。

 

 

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第8回のいっせい配信についてはちょっとこれまでより広報に力を入れてみました。これまでは「企画エントリーの要綱」をモノクロで印刷したチラシを作るのみでしたが、今回は上の「看板娘(Koboちゃん)」イラストをカラーで刷ったチラシを用意しました。

そのチラシは8月の東京コミティア、9月のMGM2.0、10月の関西コミティア・名古屋コミティア・新潟コミティアにてチラシ置き場に置かせていただきました。費用や人手はあまり掛けられないので全スペース配布ができたのは新潟コミティアのみですが、少しでも企画の存在が知れ渡ればと願うばかりです。 

 現時点で企画には17名の作家の合計25作品の配信登録が確認されており、さらにエントリーは増える模様です。これらの本は現時点ですでに予約購入可能です。

 今回もまた新た4名の作家さん…南柯そうさん、山名沢湖さん、いなばさん、早坂千尋さんに企画参加いただける模様です。企画が個々の作家さんの電子書籍活動の一助となることを祈ります。

 

 

 

 

 

 

「まるかふぇ電書」の本

 当方の「まるかふぇ電書」からは今回も、以下の4冊の本が企画エントリーで11月3日に配信されます。興味があるタイトルがありましたら、お好みの電子書籍ストアにてご予約下さい。

 

 

 

 

電子書籍配信に関連する最近の動向

前回の第7回の際の企画紹介記事の際にちょっと言及しましたAmazonが打ち出した新システム「インディーズ無料マンガ」について…4ヶ月も経てば、その新たなシステムの評価も多少固まるのではと思いましたが、いろいろ変化があり、まだまだ予断を許さない状況です。

詳しくは現在、私はツイッター不定期連載をしているマンガ「創作同人電子書籍のススメ」でまとめていく予定です。

 

 

ただ、ひとつ特筆すべき大きな変化として、7月にはランキング上位20名に対して10万円ずつ配布された分配金のルールが変わり、毎月違う人数にもっと多くの金額が分配される形になりました。詳しい人数と金額についてはKindle Direct Publishing内コミユニティ内のKindleからのアナウンスに記載されていますので、興味のある方はご覧ください。

まだまだ流動的な電子書籍自主配信の世界に今後ともご注視ください。

 

第7回いっせい配信企画「創作同人2018年7月」

7回目の開催

7月16日(海の日)に第7回目の創作同人電子書籍の「いっせい配信」企画「創作同人2018年7月」が実施されます。BOOK☆WALKERAmazon Kindle楽天Kobo その他様々な電子書籍ストアにてこの日の前後に作家が自ら配信する電子書籍が数多く出ます。

 

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現時点で企画には15名の作家の合計25作品の配信登録が確認されており、さらにエントリーは増える模様です。これらの本は現時点ですでに予約購入可能です。

今回は以前にも企画参加されて企画を再度活用されている作家さんが多く、また、はじめて電子書籍の配信に乗り出した作家さんが新たに2名加わり、企画が配信活動の普及への一助になっていることを嬉しく思う次第です。


「まるかふぇ電書」の本

 当方の「まるかふぇ電書」からは今回も、以下の4冊の本が企画エントリーで7月16日に配信されます。

 

 

 

 

 興味があるタイトルがありましたら、お好みの電子書籍ストアにて予約して下さい。特に、私としては砂虫さんが出した猫エッセイ漫画「ねこと」がお勧めですので、是非一度チェックを。

電子書籍配信に関連する動向

さて、まだまだ浸透の初期段階にあると言っていいと思われます「電子書籍の自主配信」という活動ですが、最近いくつか驚くことがあったので特筆しておきたいと思います。

まずは以前よりシステムの不良で使えない状況にありましたマグネット.VCが7月31日にサービスを終了することとなりました。

マグネット Publishing サービス終了のお知らせ

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出版業界では電子書籍の配信で最も使われているEPUB形式の漫画データを作成する上で最もビジュアルで分かりやすいシステムとして、以前より私も力を注いで紹介していたマグネットがついになくなります。とくに「パソコンを持ってなくてスマホiPadだけで手軽にEPUB漫画データの作成を試行したい」という作家さんにとっては、これは唯一の手段だったのでとても残念です。

ただ、パソコンを持っていてEPUBデータを簡単に作成したいと思われている作家さんには、他にもいろいろ手段がありますので、今後はそちらをご活用下さい。 

 もうひとつ驚いたニュースはAmazonKindleの中に「インディーズマンガ(無料マンガ)」というシステムを組み入れたこと。 

これまで日本の同人漫画家の世界とはどこか一線を画していた印象だったAmazonがどうやら同人作家の獲得に乗り出してきたようです。 

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  この新システムの新しいポイントはまず2つ

ひとつ目は「はじめて個人配信でKindleに無料の本を登録できるシステムが提供されたこと」。これまでKindleは「無料の本の配信は取り扱わない」というのが基本姿勢でした。しかし、Kindleには個人配信で無料の本はいくつかあります。これらはKindleにて有料で配信登録した後に他のストアで無料で配信し、「他店で0円」になっていることをAmazonに報告することで値段を下げるという裏ルートでした。今回のシステムははじめての「無料本」配信の正式ルートです。

ただし「すでに有料本として配信している本をこれで無料化」とか「一度こちらで無料で公開した内容を収録した本の有料化」は禁止としているようなので、他のストアでの無料化と違って、十分考えて使った方がよさそうです。

もうひとつ新しいポイントは、このシステムでは画像を1枚づつアップロードすることでKindle本が作れること。しかも、このシステムはスマホiPadでも使えます。なんだったらご自身のスマホのフォトアルバムに登録した画像を順番にアップロードして電子書籍に仕立てることもできます。(実際にそうしたと思われる本もいくつか登録されています)出版社が出している本と同じ土俵に自分の本を並べるたい方にとっては最もハードルの低い手段です。

ただし、実は画像を1枚ずつアップロードする際の待ち時間が結構かかるのでまどろっこしいです。30枚以上画像をアップロードする際はepub、mobi等のデータにまとめてからアップロードすることをAmazon側も勧めています。また、epubでアップロードすればできあがったKindle本にシステム側では作成してくれない「理論目次」がつけられます。

 

さて、ここまでは他の個人配信可能なストアでは当たり前についていた「無料配信」の方法にKindleも乗り出しただけの話に思えますが、Amazonはこのシステムで登録された無料本にランキングをつけて、月間の「上位20名」に選ばれた漫画家個人に10万円の分配金を払われるというルールを付け加えました。

こうなると、話の注目度がちょっと違ってきます。漫画を長らく描いているひとならひとつふたつ「これなら無料閲覧に公開してもいい…むしろ読者にお金を払ってもらうのは気がひける」という作品を抱えていることが多い。その作品を登録すればうまくいくと10万円もらえる、…という話です。Amazonはまずこの企画を半年続けるために2000万円の基金を用意しています。

これはいわば、少なくとも半年間出される電子雑誌「月刊漫画Kindle」の創刊です。そして、10万円獲得のために作品を出した作家さんはSNSを駆使してKindleの宣伝を拡散してくれるから「営業いらず」。そう考えるとこの「月刊漫画Kindle」は出版社の各社が出しているものよりも効率がよく、しかも低予算で済む電子雑誌です。

Amazonがどのようなカラクリで儲けるかについてはまた機会を改めて解説したいと思います)

「この波に乗らない手はない」と私も思いました。そこでこのシステムに登録してみたのがこちらの本です。

 実は以前はマグネットで無料公開していたものだった本ですが、マグネットが上記のような状況で、発行から3年も経ってると情報が古くなり、今さら有料では出せないと悩んでいた本でした。マグネットがなくなるので、ちょうど渡りに船でKindleの「無料マンガ」にして、他のストアにも無料本として登録しましたが、はてさてどうなるか。

いずれにせよ、まだまだ流動的な電子書籍自主配信の世界です。今後ともいろいろ注視していきたいと思います。

 

第6回いっせい配信企画「創作同人2018年3月」

「いっせい配信」企画の動向

 かなり久しぶりのブログ書きとなりまして、申し訳ありません。昨年の9月と11月に実施した第4回と第5回の「いっせい配信」企画の実施後レポートの記事を書かず仕舞いになっていました。

「いっせい配信」企画に多くの方々に興味を持っていただくには、企画実施後のまとめも大事とは考えています。しかし、企画自体を実施するための情報整理および発信そして自分自身の執筆活動に手を取られ、実施事後のレポートをまとめることに手が回り切らない状況です。いま書いているこの記事も、なんとか書く時間を確保すべく外出時にタブレットを持ち歩いて書いている状況です。

かいつまんで前二回分の事後レポートを書きますと、二回連続で2ヶ月置きの実施となりました「いっせい配信」企画は参加する作家数及びエントリー作品数が大幅に落ち込み、広報力的にも振るわず、配信書籍の販売数を伸ばす効力をあまり示すことはできませんでした。

まだまだ、自主出版の本の電子書籍化に乗り出す作家さんが少ない中では、多少は企画の実施間隔は開いて、実施の際には多人数集める形にした方がよいと思えます。ですので、2018年の「いっせい配信日」は春分の日、海の日、文化の日の計3日に設定し、ほぼ4カ月の周期で実施する計画としました。

参加する作家数が増加しましたら、いずれ年4回、あるいはそれ以上の実施ペースにして行きたいと思いますが、さしあたっては年3回で企画開催を重ねていきたいと考えています。

6回目が開催されます

さて、来たる3月21日の春分の日に第6回目となる創作同人電子書籍の「いっせい配信」企画「創作同人2018年3月」が実施されます。BOOK☆WALKERAmazon Kindle楽天Kobo その他様々な電子書籍ストアにてこの日の前後に作家が自ら配信する電子書籍が数多く出ます。 

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現時点で企画には23名の作家の合計37作品の配信登録が確認されており、さらにエントリーは増える模様です。これらの本は現時点ですでに予約購入可能です。

 

  

「まるかふぇ電書」の本

 当方の「まるかふぇ電書」からは今回、以下の6冊の本が企画エントリーで3月21日に電子書籍の新刊として配信されます。

 

 

 

 

 

 

 

www.epubmc.info

B☆Wの企画協力

「いっせい配信」企画は配信に用いるストアを特定せず、個々の作家さんの自由選択に任せる形を取っています。それらのストアの中でBOOK☆WALKERは毎回この企画を後押しして下さり、B☆W内に特設のページを毎回用意して下さっています。

さらに今回は3月21日〜27日の期間BOOK☆WALKERでは過去の開催時のエントリーの書籍を含めて「いっせい配信」参加本の30%コインバックのキャンペーンが実施されます。まとめ買いがお得になりますので、是非ご活用ください。 

bookwalker.jp

 

3月21日の創作同人電子書籍「第6回いっせい配信企画『創作同人2018年3月』」の開催にどうぞご期待ください。

 

 

 

第5回いっせい配信企画「創作同人2017年11月」

5回目が開催されます

 9月23日の第4回から2ヶ月で、まだその結果についてのブログも書けていない状況ですが、11月3日の(文化の日)に創作同人電子書籍の「第5回いっせい配信」企画…「創作同人2017年11月」が開催です。

 

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 第3回〜第5回の間の開催間隔が短くて難しい点もあるようですが現時点で企画には5名の作家の合計6作品の配信登録が確認されており、さらにエントリーは増える模様です。

 

これに私もこちらの本でエントリーを予定ですが…

 (上記ボックス内の配信先リンクは配信確定後に修正します)

…すみません。この本はまだできていません(^^;)。

この本に収録する作品を現在twitterでツイート連載中ですが、まだ連載予定を2回残している状況ですが、この2回を火曜日と「いっせい配信」当日の金曜日にツイート予定です。そして、11月3日に配信が間に合うタイミングで電子書籍データを揃えて、予約登録なしに当日配信を目指す予定です。


一方では「いっせい配信」を企画した側としての段取りを進行させながらの作成なのでドタバタになります。しかし、なんとか不手際がなく間に合わせる所存ですので、
配信企画、配信書籍ともども…どうぞ、よろしくお願いします。

第4回いっせい配信企画「創作同人2017年9月」

4回目になります

 7月17日の第3回からわずか2ヶ月ちょっとですが、

創作同人電子書籍の「いっせい配信」企画の第4回目:「創作同人2017年9月」が明後日の土曜の9月23日(秋分の日)に実施されます。9月21日の現時点で企画には17名の作家が合計30作品の配信登録が確認されています。

以下のリンクよりその一覧をご覧になれます。

 

 

これ以外に、予約登録ができないPixiv BOOTHでのエントリーを予定されている作家さんや、まだデータを編纂中という方の情報が伝わっており、また、現時点での企画飛び入りも可能ですので、若干参加は増えると思われますが、参加作家数は20人前後、作品数は30数点ぐらいに収まるものと思われます。

このような企画は「開催の間隔が短くなると参加数は減る」という傾向が自然な状態ですので、参加数の「減少」ほぼ予想通りの状況です。その参加減少が個々の作品の販売にどう影響するかに、今回は注目してきたいと思います。

 

「まるかふぇ電書」のエントリー

当方の「まるかふぇ電書」ではなかせよしみ砂虫隼電子書籍あわせて3タイトルをエントリーさせました。 

砂虫さんのは8月20日のCOMITIA121発行の漫画エッセイ「もぐもぐ」シリーズの最新刊と1999年発行「竜飼い」シリーズの第5〜6巻、私のは8月13日の夏コミ発行の「漫画の先生」シリーズの最新刊です。

 

 

 

 

 

私は実は当初、今回の「第4回いっせい配信」に合わせてもう1冊、新刊の読み切り本を紙冊子に先立って発行する計画していたのですが、原稿の進行は大幅に予定より遅れて、途中より11月3日の「第5回いっせい配信」に照準を切り替えました。

地方イベントへの参加や「いっせい配信」企画の準備等の細々とした作業を優先していたら、知らぬ間に自分の原稿作業が滞っていたという状況ですが、なんとか次回の配信をデッドラインに頑張りたいと思っています。

 

「いっせい配信」をとりまく状況

4回目ともなりますと参加される方々もかなり要領に慣れ、また、マグネットのシステム不良以降懸念となっていた「固定式epub」データ作成の代替手段の情報も行き渡ったようで、大きな混乱はなかった模様です。

これまで毎回、いっせい配信に合わせて企画協力を提供くださったB☆Wは、今回は開催に合わせての事前の大きなアナウンス(参考:前回の企画協力)などはありませんでしたが、今回も「いっせい配信」作品の予約を対象としたコインキャンペーンなどの提供で後押しして下さっています。

 

私自身も、企画サイト内のエントリー書籍のリスト作成や、togetterのまとめ作業にも大部慣れて来ました。

 

自主出版電子書籍に対して「大きな購買層・購読層を確保する」という企画の一大目標は、正直なところまだまだ達成への道のりが長いですが、企画を「長く続けるための地盤固め」はかなり出来てきたように感じます。継続は力となり、企画の知名度となり、いずれは目標の地に立てるのではないか考えています。

 

「企画の意義」を改めて考える

最後に余談となりますが、最近いくつかのイベント参加の際に「いっせい配信企画」の意義について改めて考える機会があったので、その話を書かせていただきます。

 

先日の9月18日に小倉で開催された九州コミティアでは、私はサークルカットに「電子書籍自主配信応援」という文言をサークルカットに書き、参加直前のツイートには「電子書籍の自主配信についての相談ごとを何でも承ります。」という記載を入れてみました。

https://pbs.twimg.com/media/DJ9TvuwVAAAVNOK.jpg

…で、その結果、会場では「電子書籍についての質問がひっきりなしに来た」…などということはなかったものの、2月に発行した「創作同人電子書籍のススメ」は予想に反した売れ行きで完売し、これまでのイベント参加ではあまり誰も手に取らない「いっせい配信広報チラシ」もかなり持って行かれました。

https://pbs.twimg.com/media/DFvLVeUUMAA5Dnl.jpg

本を買われた方、チラシを持って行かれた方が果たして九州地元の方々なのか、遠征して九州にこられた方々だったのかは不明ですが、東京コミティアといま一番「対局の地」にあるコミティアでこういう需要が生じたことは、ちょっと驚きでした。(ちなみに、他の本の売れ行きはまあまあ予想通り)
九州コミティアの次回開催は来年秋だそうですが、もしかしてこの疎らな開催に対する需要の間を埋める形で電子書籍の配信及び購読への要求を高めているような気がしました。

東京のコミティアに気軽に通える人々が住んでいる場所は日本の中ではかなり小さい一方で、創作同人に対するニーズは全国に散らばっています。電子書籍配信およびそれを後押しする「いっせい配信」が果たせる役割は存外に大きいはずです。

 

 一方、9月の初めに板橋で開催されたMGM2.18では、すでに電子書籍配信をされている作家さんに「いっせい配信」企画への参加を打診したところ、「自分のところの電子書籍の配信開始時期は都合があって企画には合わせられない」という回答でした。ただ、その上で「企画には興味があるので、配信がもう済んでいる本を企画の配信日に合わせて広報することでエントリーを認めてもらえないか?」という打診を逆に受けました。

企画のひとつの目的としては、「なるべく多くの自主配信電子書籍の情報を世の中に広めること」もあるので、この提案は一考の余地があると思い、この打診をいったん自分のスペースに持ち帰らせてもらいました。

しかし、イベント時間中に私は考え直しました。「いっせい配信」を行う一番の目的は電子書籍を自主配信する作家にとって必須な各人のインターネット上の「広報活動」を効率化することです。「電子書籍配信の広報活動に力を入れるべき時期」である「配信開始日」を多くの作家と揃え、さらにお互いの広報活動を互助することで、各人の持つわずかな広報力を大きく増幅できるという仕組みです。

そのためにはやはり、企画エントリーには「電子書籍の配信開始日を指定日に揃える」という条件はやはり曲げることはできません。また、この条件を守ることで、まだ十分には知名度を得ていないこの企画ではありますが、参加に価する程度の効力は発揮していると思います。

そんなわけで、MGMにて遭遇したこの提案は上記の考え方を示して断らせていただきました。

 

「いっせい配信」企画が行われる意義とそれにエントリーする際に参加者が力を入れるべき内容について参考になる話ではないかと思い、この話を記させていただきました。