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漫画家「なかせよしみ」がちょっとまとまった文章を公開するためのブログ

第8回いっせい配信企画「創作同人2018年11月」

8回目の開催

11月3日(文化の日)に第8回目の創作同人電子書籍の「いっせい配信」企画「創作同人2018年11月」が実施されます。BOOK☆WALKER 、Amazon Kindle、Pixiv BOOTH、その他の電子書籍ストアにてこの日の前後に作家が自ら配信する電子書籍が数多く発売されます。

 

 

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第8回のいっせい配信についてはちょっとこれまでより広報に力を入れてみました。これまでは「企画エントリーの要綱」をモノクロで印刷したチラシを作るのみでしたが、今回は上の「看板娘(Koboちゃん)」イラストをカラーで刷ったチラシを用意しました。

そのチラシは8月の東京コミティア、9月のMGM2.0、10月の関西コミティア・名古屋コミティア・新潟コミティアにてチラシ置き場に置かせていただきました。費用や人手はあまり掛けられないので全スペース配布ができたのは新潟コミティアのみですが、少しでも企画の存在が知れ渡ればと願うばかりです。 

 現時点で企画には17名の作家の合計25作品の配信登録が確認されており、さらにエントリーは増える模様です。これらの本は現時点ですでに予約購入可能です。

 今回もまた新た4名の作家さん…南柯そうさん、山名沢湖さん、いなばさん、早坂千尋さんに企画参加いただける模様です。企画が個々の作家さんの電子書籍活動の一助となることを祈ります。

 

 

 

 

 

 

「まるかふぇ電書」の本

 当方の「まるかふぇ電書」からは今回も、以下の4冊の本が企画エントリーで11月3日に配信されます。興味があるタイトルがありましたら、お好みの電子書籍ストアにてご予約下さい。

 

 

 

 

電子書籍配信に関連する最近の動向

前回の第7回の際の企画紹介記事の際にちょっと言及しましたAmazonが打ち出した新システム「インディーズ無料マンガ」について…4ヶ月も経てば、その新たなシステムの評価も多少固まるのではと思いましたが、いろいろ変化があり、まだまだ予断を許さない状況です。

詳しくは現在、私はツイッター不定期連載をしているマンガ「創作同人電子書籍のススメ」でまとめていく予定です。

 

 

ただ、ひとつ特筆すべき大きな変化として、7月にはランキング上位20名に対して10万円ずつ配布された分配金のルールが変わり、毎月違う人数にもっと多くの金額が分配される形になりました。詳しい人数と金額についてはKindle Direct Publishing内コミユニティ内のKindleからのアナウンスに記載されていますので、興味のある方はご覧ください。

まだまだ流動的な電子書籍自主配信の世界に今後ともご注視ください。